【時短革命】NotebookLMの新機能「スライド作成」とは？使い方とメリットを徹底解説

資料作成、特にプレゼンテーションのスライド作りにおいて「構成を考えるのが大変」「デザインに時間がかかる」と悩んでいませんか？

Googleが提供する話題のAIノートブックツール 「NotebookLM」 に、待望の 「スライド資料（Slides）」 生成機能が追加されました。手持ちのPDFやドキュメントを読み込ませるだけで、AIがあっという間にプレゼン資料の骨子を作成してくれるこの機能。

今回は、SEOや資料作成の効率化に関心のある方に向けて、NotebookLMのスライド機能の概要、メリットを詳しく解説します。

notebookLM スライド機能とは？

NotebookLM スライド機能とは、GoogleのAI「Gemini 1.5 Pro」などを搭載したNotebookLMが、アップロードされたソース（PDF、Googleドキュメント、テキストファイルなど）の内容を分析し、自動的にプレゼンテーション形式のスライド資料を生成してくれる機能です。

これまでもNotebookLMは「概要の要約」や「FAQの作成」などが得意でしたが、この新機能により、視覚的なプレゼンテーションのドラフト（下書き） までワンクリックで作成できるようになりました。

「白紙の状態からスライドを作るのが苦手」という方にとって、最強のパートナーとなる機能です。

notebookLM スライド機能の利用メリット

この機能を使うメリットは、単なる「自動化」だけではありません。実務で使える3つの大きな利点があります。

1. 圧倒的な時短（構成案を一瞬で作成）

通常、資料を読み込んで要点を整理し、スライドの構成（目次、各スライドのタイトル、本文）を考えるには数時間かかります。NotebookLMなら、ソースを選択してボタンを押すだけ。数秒〜数十秒でスライドの構成案が出来上がります。

2. 「ハルシネーション」のリスクが低い

一般的な生成AI（ChatGPTなど）にスライドを作らせると、もっともらしい嘘（ハルシネーション）が含まれるリスクがあります。しかし、NotebookLMは「アップロードしたソース資料のみ」に基づいて情報を抽出するため、事実に基づいた信頼性の高いスライド構成が作れます。

3. 直感的な理解を助けるデザイン

生成されるスライドは、読みやすさを重視したシンプルなデザインです。各スライドには要約されたテキストと、内容に合ったイメージ（現在はシンプルなイラストやアイコン的なものが多い）が配置され、情報の構造を視覚的に把握しやすくなります。

notebookLM スライド機能の利用方法

それでは、実際にどのように使うのか、実際の画面を見ながら解説します。操作は非常にシンプルです。

手順1：NotebookLMを開き、ソースを追加する

まず、NotebookLMにログインし、新しいノートブックを作成します。そこに、スライド化したい資料（PDFやテキストなど）をアップロードします。

手順2：Studio（スタジオ）から「スライド資料」を選択

画面右側にある「Studio（スタジオ）」セクションに注目してください。ここには、ソースを元に様々な形式のアウトプットを作成するメニューが並んでいます。

上記の画像のように、メニューの中に「スライド資料」という項目があります（赤枠部分）。ここをクリックするだけです。特別なプロンプト（命令文）を入力する必要はありません。

手順3：生成されたスライドを確認・編集・ダウンロードする

クリックしてしばらく待つと、以下のようにスライドが生成されます。

• メイン画面： 現在選択されているスライドが大きく表示されます。タイトルやキャッチコピー、イメージ画像が自動でレイアウトされています。
• 右側のナビゲーション： スライドの一覧（サムネイル）が表示されます。全体の流れを確認したり、特定のスライドにジャンプしたりできます。
• 右上のメニュー： ここからスライドをダウンロード（PDF形式など）したり、共有したりすることが可能です。

完成したスライドは、そのままプレゼンに使うこともできますが、「構成案（ドラフト）」として利用するのがおすすめです。ここからPowerPointやGoogleスライドで自社のテンプレートに合わせてデザインを調整すれば、資料作成にかかる工数を劇的に削減できます。

まとめ

NotebookLMの「スライド機能」は、資料作成の「0→1（ゼロイチ）」の工程を劇的に楽にしてくれるツールです。

• ソースに基づいた正確な内容で安心
• ワンクリックで構成案が完成
• 視覚的なドラフトとして最適

「急ぎで資料を作らないといけない」「大量の資料をまとめてプレゼンしたい」という場面で、ぜひ一度試してみてください。

AIを賢く使って、クリエイティブな作業や思考の時間をもっと確保しましょう！