【第3回 | Cloudflare入門】CloudflareのCDNとは?Webサイトを高速化する仕組み

目次
Webサイトを運営していると、ページの表示速度を速くしたい、海外からアクセスするとサイトが遅い、サーバーへの負荷を減らしたいといった課題が出てくることがあります。
Cloudflareには、こうした課題を解決するためのCDN(Content Delivery Network)という仕組みがあります。
今回は、CloudflareのCDNとは何なのか、なぜWebサイトを高速化できるのかを初心者向けに解説します。
CDNとは?
CDNとは、Webサイトのコンテンツを世界各地のサーバーから配信する仕組みです。
通常、Webサイトにアクセスすると、ブラウザはWebサイトが置かれているサーバーへアクセスして、画像やCSS、JavaScriptなどのデータを取得します。
しかし、Webサイトのサーバーが遠い場所にある場合、データのやり取りに時間がかかることがあります。
そこで活躍するのがCDNです。
Cloudflareは世界各地にネットワークを持っており、ユーザーに近い場所からWebサイトのコンテンツを配信できます。

ユーザーとコンテンツを配信するサーバーの距離を短くすることで、Webサイトを高速に表示しやすくなります。
キャッシュとは?
CloudflareのCDNを理解するうえで重要なのが、キャッシュ(Cache)です。

キャッシュとは、簡単にいうと一度取得したデータを一時的に保存しておく仕組みです。
例えば、Webサイトに画像、CSS、JavaScriptなどのファイルがあるとします。
Cloudflareがこれらのコンテンツをキャッシュしておけば、アクセスのたびに元のWebサーバーから取得する必要がありません。
ユーザーからアクセスがあったときに、Cloudflare側に保存されているデータを返すことができます。
これによって、Webサイトを高速に表示しやすくなります。
CloudflareのCDNでサイトが速くなる理由
CloudflareのCDNを利用することでWebサイトが高速化する主な理由は、大きく2つあります。
1. ユーザーに近い場所からコンテンツを配信できる
Cloudflareは世界中にネットワークを展開しています。
そのため、ユーザーがWebサイトにアクセスすると、Cloudflareのネットワークを利用して効率的にコンテンツを届けることができます。
特に、日本だけでなく海外からもアクセスされるWebサイトでは、CDNのメリットを受けやすくなります。
2. 元のWebサーバーへのアクセスを減らせる
Cloudflareにコンテンツがキャッシュされていれば、毎回元のWebサーバーへアクセスする必要がありません。
例えば、同じ画像に多くのユーザーがアクセスした場合でも、Cloudflare側から配信できます。

CDNはどんなサイトで役立つ?
CloudflareのCDNは、さまざまなWebサイトで利用できます。
- 企業のWebサイト
- ブログ
- ECサイト
- Webサービス
- 海外からアクセスされるサイト
- 画像などのコンテンツが多いサイト
特にアクセス数が増えてくると、Webサーバーだけですべてのリクエストを処理するよりも、CDNを利用してコンテンツを分散して配信するメリットが大きくなります。
Cloudflareを使うとCDNを簡単に導入できる
CDNという言葉だけ聞くと、難しい設定が必要そうに感じるかもしれません。
しかしCloudflareでは、WebサイトをCloudflare経由で配信するように設定することで、CDNやキャッシュなどの機能を利用できます。
Cloudflareには無料プランも用意されているため、小規模なWebサイトでも導入しやすいのが特徴です。
まとめ
CloudflareのCDNは、世界各地にあるCloudflareのネットワークを利用して、Webサイトのコンテンツを効率的に配信する仕組みです。
特に重要なのが「キャッシュ」です。
画像やCSS、JavaScriptなどのコンテンツをCloudflare側に保存しておくことで、毎回元のWebサーバーから取得する必要がなくなります。
※ 本記事の内容は、執筆時点での情報に基づいています。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。 また、記載されている内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の状況に対する専門的なアドバイスではありません。 ご利用にあたっては、必要に応じて専門家にご相談ください。