Claude Codeを最強のデザインレビュアーにする!「Agent Skill」自作ガイド

Claude Codeを最強のデザインレビュアーにする!「Agent Skill」自作ガイド
エンジニアがUIを実装する際、つい後回しになりがちなのが「デザインの品質管理」です。「なんとなく色がバラバラ」「余白に統一感がない」……そんな悩みを、Claude Codeの新機能「Agent Skill」で解決しましょう。
今回は、デザインの4原則と配色の黄金比をAIに叩き込み、コードを自動修正させるスキルの作り方を5ステップで解説します。
ステップ1:フォルダの作成
まずはスキルを管理するための専用フォルダを作成します。ターミナルでプロジェクトのルートディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください。
mkdir -p .claude/skills/design-checkerステップ2:SKILL.mdの作成(定義の記述)
次に、スキルの「本体」となる定義ファイルを作成します。作成したフォルダ内に SKILL.md という名前でファイルを作成し、以下の内容をコピー&ペーストして保存してください。

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name: design-checker
description: デザインの4原則とカラー原則に基づき、UIの実装(HTML/CSS等)をレビュー・修正するスキル。
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# Design Checker
## デザイン4原則の適用
1. 近接: 関連する項目は近づけてグループ化し、関連のない項目は離す。
2. 整列: すべての要素の端を揃え、ページ全体の一体性を維持する。
3. 反復: 色、書体、線などの要素を繰り返し使い、一貫性を強化する。
4. コントラスト: 重要な要素には強い強弱を付け、視覚的な引きを作る。
## カラー原則(配色の黄金比)
以下の比率とカラーコードを厳守してください。
- ベースカラー (70%):
#0F2854(背景・余白)- メインカラー (25%):
#1C4D8D(サイトの主役)- アクセントカラー (5%):
#4988C4(目を引く役割)- 参考URL: https://colorhunt.co/palette/0f28541c4d8d4988c4bde8f5
## 実行手順
1. 指定されたファイルの構造を解析する。
2. 上記の原則に照らして、改善が必要な箇所を特定する。
3. 修正案を提示し、ユーザーの承認を得てからコードを反映する。
ステップ3:スクリプトの配置(任意)
より高度な処理(例:CSSから色の使用比率を正確に計算する等)を行わせたい場合は、scripts/ フォルダにPythonスクリプトなどを配置できます。
今回は SKILL.md の指示だけでもClaudeが賢く判断してくれるため、最初は空欄のままでもOKです。
ステップ4:スキルの認識
準備ができたら、ターミナルで Claude Code を起動します。
起動時に .claude/skills/ ディレクトリが自動的にスキャンされ、今作成した design-checker スキルがClaudeの「能力」として追加されます。
ステップ5:スキルの実行
あとは、チャット欄でやりたいことを伝えるだけです。
プロンプト例
design-checkerスキルを利用して既存のデザインをレビューして
これだけで、Claudeは自律的にデザイン原則を読み込み、「メインカラーが多すぎてアクセントが死んでいますね」といったプロの視点でのフィードバックと、具体的な修正コードを提案してくれます。

まとめ:AIに「デザインの審美眼」を。
この「Agent Skill」の素晴らしい点は、一度定義してしまえば、プロジェクトの全メンバーが同じ基準でデザインチェックを受けられることです。
デザインの基礎をAIに任せて、エンジニアはロジックの実装に集中する。そんな開発体験をぜひ試してみてください!
※ 本記事の内容は、執筆時点での情報に基づいています。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。 また、記載されている内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の状況に対する専門的なアドバイスではありません。 ご利用にあたっては、必要に応じて専門家にご相談ください。