【革命】Cursor新機能「Visual Editor」徹底解説！コードを書かずにUIを直感操作できる時代へ

「CSSのmargin調整のために、コードとブラウザを何往復すればいいんだ…」

そんなフロントエンド開発の長年の悩みが、過去のものになるかもしれません。 AIコードエディタとして絶大な支持を集めるCursorが、またしても開発体験を根底から覆す新機能「Visual Editor（ビジュアルエディタ）」をリリースしました。

「AIにコードを書かせる」段階から、「画面を見ながら直接触ってコードを変える」段階へ。 本記事では、CursorのVisual Editorの全貌と、それが私たちの開発フローをどう劇的に変えるのかを徹底解説します。

Cursor「Visual Editor」とは何か？

一言で言えば、「プレビュー画面上の要素を直接操作すると、対応するソースコードがリアルタイムで自動修正される機能」です。

これまでもブラウザの開発者ツール（DevTools）でスタイルを一時的にいじることはできましたが、ページをリロードすれば元通りでした。しかし、CursorのVisual Editorで行った変更は、実際のソースファイル（JSX, TSX, CSS, HTML等）に即座に、かつ恒久的に反映されます。

従来の開発フローとの違い

ここが凄い！Visual Editor 3つのキラー機能

単なる「見たまま編集」ツールなら昔からありましたが、Cursorのそれは一味違います。

1. 「汚いコード」を生成しない

GUIツール特有の「無駄にネストされたdiv」や「謎のインラインスタイル」への懸念は無用です。CursorのAIエンジンが、既存のプロジェクトのコーディング規約や使用しているフレームワーク（React, Vue, Tailwind CSSなど）を理解し、人間が書いたようなセマンティックで綺麗なコードに変更を落とし込みます。

2. コンポーネント指向への完全対応

ボタンの色を一つ変えたとき、それが共通コンポーネントであれば、その影響範囲をAIが判断します。「このインスタンスだけ変える」のか「コンポーネント定義自体を変える」のか、エンジニアの意図を汲み取った修正が可能です。

3. AIチャット（Composer）とのシームレスな連携

これが最大の特徴です。「このセクション全体を左に寄せて、背景をもっと明るく」といった自然言語の指示と、マウスによる直感的な微調整を組み合わせることができます。

• 大枠の変更 → AIチャットで指示
• 細部の微調整 → Visual Editorで手動操作 このハイブリッドな開発体験は、一度味わうと戻れません。

Visual Editorの始め方

実際の使い方はCursorの公式Xで解説動画がありますのでそれを確認してみてください

https://x.com/cursor_ai/status/1999147953609736464?s=20

実務でどう役立つ？具体的な活用シーン

LP（ランディングページ）の爆速構築

デザインカンプを見ながらコーディングする必要がなくなります。大まかな構成をAIに出力させ、あとはVisual Editor上で余白（Padding/Margin）やフォントサイズをドラッグ操作で調整するだけ。Figmaを触る感覚でコーディングが完了します。

レスポンシブ対応の苦痛からの解放

モバイルビューに切り替えて、崩れている箇所をその場で修正。メディアクエリの記述をいちいち確認しなくても、Visual Editorが適切なブレークポイントのスタイルをコードに追加してくれます。

デザインに詳しくないバックエンドエンジニアの救世主

「機能は作ったけど、画面がダサい」という悩みも解決。直感的に配置や色を整えられるため、CSSのエキスパートでなくとも、整ったUI/UXを実装できるようになります。

まとめ：Cursorは「書く」から「創る」エディタへ

CursorのVisual Editorは、単なる時短ツールではありません。 コーディングという作業の**「実装（How）」のハードルを極限まで下げ、「何を作るか（What）」に集中させてくれる機能**です。

まだ体験していない方は、ぜひ最新版のCursorにアップデートして、この魔法のような開発体験を味わってみてください。 「コードエディタ」の概念が、今日から変わります。