【完全ガイド】Claudecodeで最強モデル「Claude Opus 4.5」を利用する方法|設定から料金対策まで
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【完全ガイド】Claudecodeで最強モデル「Claude Opus 4.5」を利用する方法|設定から料金対策まで
「Claude Code(Claudecode)を使っているけれど、デフォルトのSonnetではなく、もっと賢いOpusモデルで複雑なタスクを処理させたい」
そう考えていませんか?
本記事では、Anthropic社の自律型コーディングエージェント「Claude Code」で、最新のハイエンドモデル「Claude Opus 4.5」を利用する具体的な設定方法を解説します。
圧倒的な推論能力を持つOpus 4.5をCLI環境に導入して、開発効率を劇的に向上させましょう。
Claude Opus 4.5とは?なぜClaudecodeで使うべきか
Claude Opus 4.5は、Anthropicが提供する最上位のAIモデルです。標準のSonnetモデルと比較して、以下の点で優れています。
- 深い推論能力: 複雑なアーキテクチャ設計やリファクタリングの判断が正確
- エッジケースへの対応: バグの原因特定において、より多角的な視点を持つ
- 文脈理解: 大規模なコードベース全体を考慮した修正が可能
普段の軽い修正はSonnet 4.5、ここぞという時の難解な実装はOpus 4.5と使い分けるのが、プロフェッショナルの賢い運用法です。
ClaudecodeでClaude Opus 4.5を使う手順
それでは実際に設定を行っていきましょう。前提として、claude-codeが既にインストールされているものとします。 (まだの場合は npm install -g @anthropic-ai/claude-code でインストールしてください)
手順1: Claude Codeのバージョンを確認・更新する
新しいモデルを利用するには、CLIツール自体が最新である必要があります。まずはアップデートを確認します。
npm update -g @anthropic-ai/claude-code
claude --version手順2: モデル設定を変更する
モデルを変更するには、主に2つの方法があります。一時的に使いたい場合は「方法A」、常に使いたい場合は「方法B」がおすすめです。
方法A: スラッシュコマンドで瞬時に切り替える(推奨)
Claude Codeを起動中に、チャット欄で /model と入力する方法です。これが最も手軽で、コスト管理もしやすい方法です。
- Claude Codeを起動します。
claude - プロンプトに以下を入力します。
/model - 表示されるリストから Claude 4.5 Opus を選択します。 ※ 矢印キーで選択し、Enterで確定します。

この方法なら、「このバグ修正だけOpusに頼みたい!」という時にサッと切り替え、終わったらまた /model でSonnetに戻すといった柔軟な運用が可能です。
方法B: 設定画面で「デフォルト」として固定する
毎回指定するのが面倒で、今後ずっとOpusを使いたい場合はこの方法が最適です。
- Claude Codeを起動し、設定コマンドを入力します。
/config - 設定メニュー(Settings: Config)が表示されるので、矢印キーで "Model" を選択し、Enter(またはSpace)キーを押します。

- モデル選択リストから Opus 4.5 を選択します。

この設定を行うと、現在のセッションだけでなく、次回以降の起動時も自動的にOpusモデルが選択されるようになります。
注意点:Opus 4.5利用時のコスト管理
Claude Opus 4.5は非常に強力ですが、Sonnetと比較してAPI利用料が高額になる傾向があります。Claudecodeは自律的に何度もファイルを読み書きするため、トークン消費が激しくなりがちです。
コストを抑えるための3つの防衛策
- こまめなモデル切り替え: 上記の「方法A」を活用し、難易度の高いタスク以外はSonnetに戻すことを推奨します。
/costコマンドの活用: セッション中にこまめに/costと入力し、現在の消費額を確認する癖をつけましょう。- コンテキストの最小化:
/ignoreコマンドを活用して、関係のない巨大なファイルやログファイルを読み込ませないようにします。
まとめ:ここぞという場面でOpus 4.5を解き放とう
ClaudecodeとClaude Opus 4.5の組み合わせは、まさに「ペアプログラミング」の究極形です。
- 日常のコーディング: 高速で安価な Sonnet 4.5
- 複雑な設計・デバッグ: 思考力の深い Opus 4.5
このようにモデルを使い分けることで、コストを抑えつつ最高のパフォーマンスを引き出すことができます。ぜひ今日から設定を変更して、次世代の開発体験を味わってみてください。
※ 本記事の内容は、執筆時点での情報に基づいています。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。 また、記載されている内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の状況に対する専門的なアドバイスではありません。 ご利用にあたっては、必要に応じて専門家にご相談ください。