ClaudeCode

Claude Codeのスラッシュコマンド「/goal」とは?

JAPANWAVE編集部2026年5月23日読了時間: 5分
Claude Codeのスラッシュコマンド「/goal」とは?

Claude Codeに「/goal」が来た。もう「続けて」を連打しなくていい

Claude Codeに新しいコマンド /goal が追加されました。

ひとことで言うと、「達成するまでClaudeが勝手に走り続けてくれる」 という機能です。

これまでClaude Codeを使っていて、こんな経験ありませんか?

  • 「このモジュールを移行して」と頼む
  • Claudeが半分やって止まる
  • 「続けて」と打つ
  • またちょっと進んで止まる
  • また「続けて」…

このループ、地味にしんどいですよね。/goal はこの問題を一発で解決します。

ClaudeCodeを立ち上げて、/goalと入力すると利用できます。

/goalってどう動くの?

仕組みはとてもシンプルです。

  1. 完了条件を1行で書く
  2. Claudeが作業を始める
  3. 毎ターン終わるたびに、別のモデルが「条件は満たされた?」をチェック
  4. まだなら → 理由付きでClaudeに「次これやって」と指示が飛ぶ
  5. 満たされたら → ゴールクリアして自動停止

ポイントは 「作業する人」と「判定する人」が別 ということ。

これまでは作業しているClaude自身が「もう終わった」と判断して止まっていました。だから自己満足で止まってしまうことがあったわけです。

実際の使い方

公式ドキュメントの例がわかりやすいです。

/goal test/auth の全テストが通って、lintもクリーンになるまで

これを打つだけで、Claudeはテストが通るまで自分で修正を繰り返してくれます。

「続けて」は一度も打たなくていい。

他にも公式が挙げているユースケースはこんな感じです。

  • 古いAPIを新しいAPIに移行する(全部の呼び出し箇所がコンパイル通るまで)
  • 設計ドキュメントの受け入れ条件を全部満たすまで実装する
  • 大きすぎるファイルを小さいモジュールに分割する(各ファイルが指定サイズ以下になるまで)
  • ラベル付きIssueのバックログを空にするまで処理する

要するに 「終わりが明確な、ちょっと長めの作業」 に向いています。

auto modeと組み合わせると、完全放置できる

/goal 単体だと、ツール実行のたびに「これ実行していい?」と確認が入ります。

これだと結局放置できないですよね。そこで併用したいのが auto mode

  • auto mode → ツール実行の確認をスキップ(ターンの中の話)
  • /goal → ターン終了後の「次やる?」をスキップ(ターン同士の話)

この2つを組み合わせると、完全に放っておける 状態になります。

寝てる間に進めておく、みたいな使い方ができる。

ちょっと注意したいポイント

便利な機能ですが、知っておいたほうがいいことがいくつかあります。

1. 暴走防止のために上限を入れたほうがいい

条件のなかに「20ターン経ったら止まる」みたいな上限を書けます。

/goal all tests pass or stop after 20 turns

これを入れておかないと、永遠にループしてトークンを溶かす可能性があります。

2. 1セッションに1ゴールだけ

既にゴールが走ってるときに新しい /goal を打つと、上書きされます。並行はできない。

3. 条件は最大4,000文字

それなりに長く書けますが、長すぎると逆に判定が曖昧になるので注意。

4. v2.1.139 以降が必要

古いバージョンだと使えません。claude --version で確認しておきましょう。

「Ralph loop」が標準装備されたということ

これまでも「Ralph loop」と呼ばれる、自走させるための個人技テクニックは存在していました。条件を満たすまでループさせる、というアイデア自体は新しくない。

ただ、それを 公式コマンド1個で誰でも使えるようにした のが今回の /goal の意味です。

使いどころのまとめ

/goal が活きるのはこういう作業です。

  • 終わりが客観的に判定できる(テストが通る、ファイルが分割できた、など)
  • ある程度長い(10〜数十ターンかかる)
  • 途中で人の判断が必要ない(仕様が明確)

「ゴールがハッキリしてる、退屈な長作業」を任せるのが一番気持ちいい使い方かなと思います。

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※ 本記事の内容は、執筆時点での情報に基づいています。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。 また、記載されている内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の状況に対する専門的なアドバイスではありません。 ご利用にあたっては、必要に応じて専門家にご相談ください。