Claude Codeのスラッシュコマンド「/goal」とは?

Claude Codeに「/goal」が来た。もう「続けて」を連打しなくていい
Claude Codeに新しいコマンド /goal が追加されました。
ひとことで言うと、「達成するまでClaudeが勝手に走り続けてくれる」 という機能です。
これまでClaude Codeを使っていて、こんな経験ありませんか?
- 「このモジュールを移行して」と頼む
- Claudeが半分やって止まる
- 「続けて」と打つ
- またちょっと進んで止まる
- また「続けて」…
このループ、地味にしんどいですよね。/goal はこの問題を一発で解決します。
ClaudeCodeを立ち上げて、/goalと入力すると利用できます。

/goalってどう動くの?
仕組みはとてもシンプルです。

- 完了条件を1行で書く
- Claudeが作業を始める
- 毎ターン終わるたびに、別のモデルが「条件は満たされた?」をチェック
- まだなら → 理由付きでClaudeに「次これやって」と指示が飛ぶ
- 満たされたら → ゴールクリアして自動停止
ポイントは 「作業する人」と「判定する人」が別 ということ。
これまでは作業しているClaude自身が「もう終わった」と判断して止まっていました。だから自己満足で止まってしまうことがあったわけです。
実際の使い方
公式ドキュメントの例がわかりやすいです。
/goal test/auth の全テストが通って、lintもクリーンになるまでこれを打つだけで、Claudeはテストが通るまで自分で修正を繰り返してくれます。
「続けて」は一度も打たなくていい。
他にも公式が挙げているユースケースはこんな感じです。
- 古いAPIを新しいAPIに移行する(全部の呼び出し箇所がコンパイル通るまで)
- 設計ドキュメントの受け入れ条件を全部満たすまで実装する
- 大きすぎるファイルを小さいモジュールに分割する(各ファイルが指定サイズ以下になるまで)
- ラベル付きIssueのバックログを空にするまで処理する
要するに 「終わりが明確な、ちょっと長めの作業」 に向いています。
auto modeと組み合わせると、完全放置できる
/goal 単体だと、ツール実行のたびに「これ実行していい?」と確認が入ります。
これだと結局放置できないですよね。そこで併用したいのが auto mode。
- auto mode → ツール実行の確認をスキップ(ターンの中の話)
- /goal → ターン終了後の「次やる?」をスキップ(ターン同士の話)
この2つを組み合わせると、完全に放っておける 状態になります。
寝てる間に進めておく、みたいな使い方ができる。
ちょっと注意したいポイント
便利な機能ですが、知っておいたほうがいいことがいくつかあります。
1. 暴走防止のために上限を入れたほうがいい
条件のなかに「20ターン経ったら止まる」みたいな上限を書けます。
/goal all tests pass or stop after 20 turnsこれを入れておかないと、永遠にループしてトークンを溶かす可能性があります。
2. 1セッションに1ゴールだけ
既にゴールが走ってるときに新しい /goal を打つと、上書きされます。並行はできない。
3. 条件は最大4,000文字
それなりに長く書けますが、長すぎると逆に判定が曖昧になるので注意。
4. v2.1.139 以降が必要
古いバージョンだと使えません。claude --version で確認しておきましょう。
「Ralph loop」が標準装備されたということ
これまでも「Ralph loop」と呼ばれる、自走させるための個人技テクニックは存在していました。条件を満たすまでループさせる、というアイデア自体は新しくない。
ただ、それを 公式コマンド1個で誰でも使えるようにした のが今回の /goal の意味です。
使いどころのまとめ
/goal が活きるのはこういう作業です。
- 終わりが客観的に判定できる(テストが通る、ファイルが分割できた、など)
- ある程度長い(10〜数十ターンかかる)
- 途中で人の判断が必要ない(仕様が明確)
「ゴールがハッキリしてる、退屈な長作業」を任せるのが一番気持ちいい使い方かなと思います。
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