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【第4回】Excel Copilot入門|データ分析をAIで効率化する方法

JAPANWAVE編集部2026年8月11日読了時間: 8分
【第4回】Excel Copilot入門|データ分析をAIで効率化する方法
目次

Microsoft 365 Copilotの中でも、Excel業務を大きく効率化できるのが「Excel Copilot」です。

  • この表から何が分かるんだろう?
  • 売上が高い商品をすぐに見つけたい
  • Excelの関数や分析方法がよく分からない

Excelでデータを扱っていると、このように感じることもあるのではないでしょうか。

Excel Copilotを使えば、Excel上のデータについて日本語で質問するだけで、AIに分析を手伝ってもらえます。

この売上データを分析して、売上が高い商品を教えてください。

AIにこのように入力するだけでも、表の内容を読み取り、売上の高い商品を整理してもらえます。

今回はExcel Copilotを初めて使う方に向けて、基本的な使い方から、データ分析での活用方法までを実際の画面に沿って紹介します。

Excel Copilotとは?

Excel Copilotは、Microsoft Excelで利用できるAIアシスタントです。

これまでExcelでデータを分析する場合、関数を入力したり、並べ替えたり、グラフを作ったりと、自分でExcelを操作する必要がありました。

Excel Copilotでは、AIに「何をしたいのか」を自然な言葉で指示できるのが大きな特徴です。

  • このデータの特徴を教えて
  • 売上が高い商品を教えて
  • 売上順にランキングにして
  • データをグラフで分かりやすくしたい
  • このデータから分かる傾向を教えて

このような形で、AIに作業を依頼できます。

Excelのすべての機能や関数を覚えていなくても、「やりたいこと」からExcel作業を進められるようになるのが大きなメリットです。

Excel Copilotの基本的な使い方

ここからは、実際にExcel Copilotを使って簡単な売上データを分析してみます。

今回は、商品名・売上・個数という3つの項目を持つ、シンプルな売上データを使用します。

STEP1:Excelを開く

まずExcelを開きます。

Web版Excelを利用する場合は、Excelの画面から「空白のブックを作成」を選択します。

すでに分析したいExcelファイルがある場合は、「ファイルをアップロード」から既存のファイルを開いても構いません。

STEP2:分析したいデータを用意する

次に、Copilotに分析してもらうデータを用意します。

今回は以下のような売上データを作成しました。

商品

売上

個数

商品A

120,000円

30

商品B

85,000円

20

商品C

150,000円

35

商品D

98,000円

25

商品E

132,000円

28

ここでは、データをテーブル形式にしています。

Excel Copilotを利用するときは、1行目に「商品」「売上」「個数」のような分かりやすい見出しを設定しておくと、Copilotがデータの内容を理解しやすくなります。

STEP3:Copilotを起動する

データを用意したら、Excel画面に表示されているCopilotのアイコンをクリックします。

クリックすると、Excelの右側にCopilotの画面が表示されます。

ここからチャット形式で、Excel上のデータについて質問したり、作業を依頼したりできます。

STEP4:Copilotにデータ分析を依頼する

今回は、Copilotに次のように入力します。

この売上データを分析して、売上が高い商品を教えてください。

難しいプロンプトを書く必要はありません。

普段、人にExcelの分析をお願いするときと同じように、「何をしてほしいのか」を日本語で伝えるだけで利用できます。

入力できたら、送信ボタンを押します。

STEP5:Copilotの分析結果を確認する

CopilotがExcelのデータを確認し、質問に対する回答を表示します。

今回のデータでは、Copilotから、最も売上が高い商品は商品Cで、売上は150,000円

という結果が表示されました。

このように、Excelの表を自分で並べ替えなくても、Copilotに質問するだけでデータの内容を整理できます。

今回の例はシンプルですが、商品数やデータ量が増えるほど、こうした分析をAIに任せられるメリットは大きくなります。

Excel Copilotでできること

Excel Copilotは、単純に「一番大きな数字を探す」だけの機能ではありません。

Excel上のデータをもとに、さまざまな作業をサポートしてもらえます。

代表的な使い方を見てみましょう。

1. データを分析・要約する

Excel Copilotにデータの分析を依頼できます。

たとえば、この売上データから分かる特徴を3つ教えてください。

と質問すれば、表の数字を確認しながら、データの特徴を整理してもらえます。

大量のデータを扱っているときに、まず全体像を把握したい場合にも便利です。

2. ランキングや比較をする

今回紹介したように、売上が高い商品をランキングにしてください。

といった依頼もできます。

ほかにも、売上と販売個数を比較して、特徴的な商品を教えてください。

など、複数の項目を比較する使い方も考えられます。

3. 数式・関数の作成をサポートしてもらう

Excelでは、SUMやAVERAGE、IFなど、さまざまな関数を利用します。

しかし、Excelに慣れていないと、「どの関数を使えばいいのか分からない」

ということもあります。

そんなときはCopilotに、売上の平均を計算したいなど、実現したいことを自然な言葉で伝えることができます。

関数名から考えるのではなく、やりたいことからExcel操作を考えられるのがポイントです。

4. データを分かりやすく可視化する

数値だけでは分かりにくいデータも、グラフにすると傾向を把握しやすくなります。

Copilotを活用すれば、商品ごとの売上を比較できるグラフを作成してください。

といった形で、データの可視化を依頼できます。

「どのグラフを使えばいいのか分からない」という場合にも、AIに相談しながら作業を進められます。

Excel Copilotを使うときの注意点

Copilotは非常に便利ですが、AIが出した結果をそのまま信用するのではなく、最後は人間が確認することも重要です。

特に、売上や予算、経営数値など重要なデータを扱う場合は、元データとCopilotの回答が合っているか確認しましょう。

また、Copilotで利用できる機能や画面は、Microsoft 365の契約プランや利用環境、アップデートなどによって異なる場合があります。

そのため、「記事とまったく同じボタンが表示されない」という場合は、利用している環境も確認してみてください。

まとめ

今回は、Excel Copilotの基本的な使い方を紹介しました。

Excel Copilotの大きな特徴は、Excelの操作方法から考えるのではなく、「何をしたいのか」を自然な言葉で伝えられることです。

これまでExcelでは、「この分析をするにはどの関数を使えばいいんだろう?」「どうやってデータを整理すればいいんだろう?」と操作方法から調べる場面も多くありました。

Copilotを活用すれば、まずAIにやりたいことを伝え、そこからExcel作業を進めるという新しい使い方ができます。

Excelを普段から仕事で使っている方はもちろん、関数やデータ分析が苦手な方も、まずは簡単なデータからExcel Copilotを試してみてください。

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※ 本記事の内容は、執筆時点での情報に基づいています。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。 また、記載されている内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の状況に対する専門的なアドバイスではありません。 ご利用にあたっては、必要に応じて専門家にご相談ください。